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1969
MARSHALL 1959 SUPERLEAD100 "Plexi" |
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1969年製マーシャル1959。69年中頃までがフロントパネル等にプレキシグラスと呼ばれる素材を使ってることから、通称「プレキシ」。
「マーシャル」って言ったらハードロックの人たちの御用達、すごく歪みそうな感じだけど、1959、特にオールドのマーシャルは歪まないのよ。で、これは歴代の中でも特に歪まないと言われている1969年製。
まだこの時代まではプリント基板を使わずポイント・トゥ・ポイント配線で作られてる。中を見たけど、すごいシンプルな作りだった。スイッチが3つ付いている、アメリカ向け120V仕様のバージョン。
まず音がでかい、でかい。音が飛ぶ、前に出る。下品な、低音弦側のゲロゲロ感がものすごく出る。特にギター側のボリュームを少し絞った時に出る、張りのある音は1959ならでは。悪魔の音がする。
一緒に買ったキャビネットは、ロゴがでっかくなった1970年代前半製のもの。スピーカーユニットはまだセレッション名義になる以前のローラセレッション製のグリーンバック。
真空管はあれこれ換えてみたけど、今はプリ段に旧西ドイツ製のTELEFUNKEN ECC83が3本、パワー段には旧チェコ・スロバキア製のTESLA
EL-34のブルー管を4本付けてます。やはり70年代以前の球はすごく良い。
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MATCHLESS
D/C30 |
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1997年に購入した、90年代最強のコンボアンプ、マッチレス。一時期生産停止になって馬鹿みたいな値段が付いてたけど、これは一番安かった時期に買った。というか値上がりの話を聞いたんで無理矢理買った。もちろんローンだが。
CLASS-A級作動っていう、オーディオではパワーを犠牲にして音質を求めるっていう回路を採用。結構音がでかいんだけど、実際に出力は実際30Wしかない。でも重い。配線はポイントトゥポイント。
あとパーツもオーディオ用で使われてるパーツを使ってたり、トランスも自社で作ってたり、セレッションのスピーカーも手巻きでまき直してたり。
で、このアンプ、結構受難続き。今までに2回炎上。スピーカー片方飛ぶ。中を見たらもろに空中配線。そりゃパーツも落ちたりするわな。扱いには気をつけよう。今、スピーカーは予備のストックまで持ってるから安心。
音はやっぱり凄い。一時期プロギタリストがみんな使ってたわけだ。ホントにギターのそのままの音がする。艶があって、張りがあって、美しくて。ものすごく音の密度が濃い。
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FENDER
CUSTOMSHOP Vibro-King |
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フェンダーカスタムショップがアンプを作り始めた時、一番最初に発売したのがこれ。カスタムショップらしくオールハンドメイド、ポイント・トゥ・ポイント配線、出力は60W、スピーカーは10inchを3発装備。
男気仕様の1ボリューム一発で、左側のつまみ3つはリバーブ用。
真空管はプリに12AX7が5本、パワーに6L6GCが2本。これもGROOVE TUBEだけど、プリの初段にはアメリカ製のRCA or GE・5751という管を入れてる。歪みがちょっとだけ抑えられる。
確か1994年に出てすぐ購入。以来一度も壊れてない。すごい。さすがはフェンダー。音はとにかくクリーンが素晴らしい。ちょいクランチ気味のいかにもフェンダーって音。まぁボリューム上げてもあんまり歪まないが。
このアンプだけは売ろうという気になれない、愛着のあるアンプ。
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